【袖ケ浦】今度は天然ガス火力発電所200万kWの計画が再浮上

袖ケ浦の石炭火力発電所の計画が中止になったのは2019年1月。その後、事業者は着々と次の計画を練っていたようです。

東京ガスと九州電力が出資する千葉袖ケ浦パワーは、6月30日、(仮称)千葉袖ケ浦天然ガス発電所建設計画 環境影響評価方法書の届出・送付及び縦覧・説明会の開催についてを発表し、今度はガスタービンコンバインドサイクル方式で燃料を天然ガスとする約200万kWの火力発電所の計画を打ち出しました。

燃料が天然ガスとは言え、200万kWという大規模火力発電所ですから、約100万kWの石炭火力発電所と同等のCO2が排出されます。気候危機が悪化する中、新たに大規模なCO2排出源となる設備を新規建設するというのは脱炭素社会の時代には逆行するものです。

千葉袖ケ浦天然ガス発電所建設計画環境影響評価方法書のあらまし

この計画の説明会は以下のとおり袖ケ浦市民会館にて2回ほど行われ、7月31日まで意見を募集しています。

<説明会>

第一回:2020年7月11日(土)午後1:30~午後3:30
第二回:2020年7月15日(水)午後6:30~午後8:30

なお、袖ケ浦市民がつくる政策研究会のブログでは、この計画について連載をはじめました。こちらもぜひ合わせてお読みください。