【横須賀】神奈川県弁護士会が横須賀火力発電所に関する会長談話を発表

 神奈川県弁護士会(会長:剱持京助 弁護士)は2020年6月30日、「コロナ禍における地球温暖化問題についての会長談話」を発表しました。

 談話では、新型コロナウイルス感染症の影響でCOP26が延期となる中、気候変動対策は停滞することなく進めるべきことを強調し、その中において横須賀で石炭火力発電所2基の建設工事が進んでいることは時代に逆行するものだと述べ、次のようにまとめています。

 神奈川県弁護士会は,今般のコロナ禍においてなお,横須賀石炭火力発電所の建設が地球環境に与える影響に憂慮し,国,神奈川県,横須賀市,事業者に対して,地球温暖化対策に逆行することのないよう,また,国及び神奈川県が近時真摯に取り組んでいるSDGsの精神に反することのなきよう,同発電所の建設計画を今一度見直し,脱炭素化に向けて積極的な取り組みを行うことを求めます。

 神奈川県弁護士会の力強いメッセージをうけ、東京湾の会でもあらためて横須賀石炭火力発電所の反対を訴えていきたいと思います。