【声明】蘇我のガス火力発電所計画の中止を歓迎! JFEスチールのさらなる環境改善に向けた対策強化に期待

【声明】

2021年4月1日

蘇我のガス火力発電所計画の中止を歓迎!
JFEスチールのさらなる環境改善に向けた対策強化に期待

石炭火力を考える東京湾の会
蘇我火力発電所計画を考える会・粉じん検討部会

 昨日3月31日、中国電力株式会社、JFEスチール株式会社、千葉パワー株式会社の3社は連名で、「天然ガス火力発電所共同開発の事業実現性検討中止」を発表した。同社は2018年12月に石炭火力発電所の新規計画を中止とし、その後天然ガス火力発電所の事業検討を開始するとしていたが、それも今回中止の判断を下し、千葉パワー株式会社を解散することにしたと報告している。石炭火力を考える東京湾の会および蘇我火力発電所計画を考える会は、この判断を歓迎したい。中止の理由は、本計画は十分な事業性が見込めないこととしているが、もしこの計画が石炭火力と同規模の計画のまま実現されていた場合、例え天然ガスを燃料にしていても約250~300万トン程度のCO2を毎年排出していたことになるだろう。気候危機時代に突入した今、たとえ天然ガス燃料だとしても、新たに火力発電所を稼働する余裕はどこにもない。

石炭火力を考える東京湾の会は、現在建設が進む横須賀石炭火力発電所や未だに計画を模索する東京電力および九州電力の子会社による千葉袖ケ浦パワーの天然ガス火力発電所計画についても中止の判断が下されることを強く期待するものである。

なお、本計画地とされていた蘇我のJFEスチール東日本工場では、周辺地域での粉じん被害が解決しておらず、今も地域住民は粉じんに悩まされている。今後、蘇我火力発電所計画を考える会は粉じん問題の解決に向けて活動を継続して行っていく予定である。JFEスチールの真摯な対応と対策強化を求めたい。

 

参考

JFEスチールプレスリリース「天然ガス火力発電所共同開発の事業実現性検討中止について」(2021年3月31日)

石炭火力を考える東京湾の会「JFEスチール&中国電力、蘇我石炭火力発電所計画を中止に ~石炭火力計画の中止を歓迎する。残る計画は34基に~」(2018年12月27日)