【横須賀】JERAの横須賀火力発電所火災について原因究明を求める声明

3月15日午後、建設が進む横須賀火力発電所で火災が発生したと各種報道がなされました。

神奈川・横須賀市の発電所で火災(YAHOO! ニュース 3/15 13:08配信)
横須賀の火力発電所で火災 廃材に引火か(テレ朝news 3/15 14:13)
横須賀の火力発電所で火災が発生異臭騒ぎとの関連性も調査へ(livedoor NEWS 3/15 14:13)

これを受け、横須賀火力発電所建設を考える会では、火力発電所の事業者で建築主である株式会社JERAに対し、下記の通り原因追求を求める声明を発表しました。

JERAの横須賀火力発電所火災について原因究明を求める声明

2021年3月16日
横須賀火力発電所建設を考える会

 2021年3月15日、(株)JERAの横須賀火力発電所の変電施設で火災が発生し、消防車13台が出動して消火活動にあたったことが報じられました。火災騒動はこれがはじめてではなく、以前にも建設現場では火災や人身事故があったりと、近隣住民の生活環境をも脅かしています。

現在、急ピッチで大規模石炭火力発電所の建設が進められていますが、度重なる事故や火災を起こしている状況は、安全対策をおろそかにする(株)JERAの体質そのものを表しているのではないでしょうか。

また一方、横須賀市では横須賀火力発電所の建設が始まってから、三浦半島の様々な地域で原因不明の異臭騒ぎが起きており、今回の火災に際しても横須賀市内での異臭が何件も通報されているような状況です。

(株)JERAは、住民を不安に陥れた状況で建設工事を進めるべきではなく、まずは工事を中止し、この火災の原因の徹底究明と近隣住民をはじめとする市民への丁寧な説明、また異臭との関係についても徹底した調査をして情報を開示すべきです。

以上

 

声明文(PDF)