横須賀火力発電所に関連するアンケート結果~住民説明は不十分

9月2日、横須賀石炭火力発電所建設計画について考える会では、久里浜の横須賀火力発電所の跡地で進められている石炭火力発電所の建設計画に関して、戸別訪問によるアンケート調査を実施いたしました。合計46名の方から回答を頂き、計画を進める事業者・株式会社JERAが住民へ十分な説明をしていない状況が映し出される結果となりました。

アンケート結果

石炭火力発電所の建設計画については17名、4割近くの方が知らなかったと回答しました。

石炭火力発電所建設計画に対しての考えを尋ねたところ、5名が賛成と回答している以外は、反対20名(43%)、わからない21名(46%)という結果になりました。「わからない」という回答が半数近くに上った事由としては、詳細情報がないことも影響していると考えられます。

横須賀発電所の長期休止していた既存設備の解体が5月から開始していることについては、6割の方は知っているものの、やはり4割近くの方は知らない状態でした。

特に、既存設備に大量のアスベストが大量に使用されていることは、29名(63%)の方が知らなかったと回答。また、アスベスト除去工事については、以下に示すように、29名の方が説明を受けていないので不安であるとし、事業者の説明が不十分であることが浮き彫りとなりました。

その他、住民から寄せられて意見には、

・町内会として説明会を開いてほしい
・5月ごろから網戸に白いものがつくようになった
・アスベストが使われているんですか。飛んでくる
・説明なんで聞いても信用できない。アスベストなんて良くないに決まっている

といったものが寄せられました。

考える会では引き続き地元へのアンケート調査を実施していく予定です。

 

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