【千葉】JFEスチール本社・中国電力東京支社前で蘇我火力の問題をアピールしました!

12月20日(木)早朝、蘇我の会のメンバーを中心に、石炭火力を考える東京湾の会では、JFEスチール東京本社(千代田区内幸町)と中国電力東京支社(千代田区丸の内)のビル前で蘇我の石炭火力発電所建設計画の中止を訴えるアクションを行いました。

蘇我火力発電所(仮称)計画については、2018年1月に環境アセスメントの方法書が公表され、それから1年の歳月が流れようとしています。この計画地は、千葉の中でも人口が増加している人口密集地であり、子どもたちが使うサッカー場のすぐ真横です。こうした中で、石炭火力発電所が不要であるという意識が周辺住民にも高まりつつありますが、いまだに事業者からは計画中止の声は聞こえてきません。

また、石炭火力発電計画の問題以前に、JFEスチール東日本工場は石炭や鉄鉱石、スラグなどが野積みされた状態で、周辺住民たちから降下ばいじんや臭気などの苦情が出ています。旧川崎製鉄時代におきた公害問題では、住民との和解交渉も成立しているのですが、それを裏切る行為だとしての不満もたまっているのです。蘇我の会では、こうした声を届けようとJFEスチールの東日本工場にかけあってきましたが、事実上無視され続けているのが現状で、誠意ある対応は全くされてきませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このJFEスチール前アクションでは、日比谷シティのビルの3方でチラシを配布しました。周辺で働くサラリーマンなどがこのチラシを手にしてくれましたが、「今さら石炭やってるの?」などと意外そうにチラシを眺めていく人が多くいたのは印象的でした。

当日配布したチラシ

この火力発電所建設計画の出資比率では7割を持つのが中国電力ですが、現状起きている降下ばいじんの問題などについて知っているはずですが、この問題については何ら触れることはありません。

JFEスチール東京本社前でのアクション

 

 

 

中国電力東京支社前でのアクション(東京駅八重洲北口にて)

今は、もう石炭火力発電は経済性の観点からも見放されている状況になっていますが、東京湾の会では、今後も中国電力やJFEに対して、石炭火力からの撤退を求めていきたいと思います。

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