11月17日（土）、蘇我スポーツ公園内にあるフクダ電子アリーナサッカースタジアムでジェフ千葉の試合が開催されたのに合わせて、東京湾の会では、開催前の２時間、蘇我駅からスタジアムに向かうサポーターの人たちに蘇我石炭火力発電所の計画について知ってもらうためのチラシ撒きを行いました。今日の観戦者は18000人。晴天に恵まれ、サッカー観戦日和であり、アクション日和でもあります。

道路を挟んで向こう側の左手がサッカースタジアムで、右手の煙突の手前側が発電所建設予定地。

蘇我の火力発電所建設計画は、このスタジアムのすぐ隣で計画されているものです。現在もJFEスチールの工場がある周辺一帯では、工場からの臭いや粉塵の被害に悩まされている人たちが多くいます。火力発電所はその工場敷地のスタジアム側に近いところで計画されているのです。

道行く人々に話しかけても、大半の人がこの目の前で石炭火力が計画されていることを知りませんでした。中には、チラシを大量に手にとってくれ、近所でも配りたいという人もいました。また子ども連れのお母さんでは、計画を知らなかったが石炭火力発電所などこの近くで建ててもらいたくないと話をしていく人もいました。

蘇我の計画については、現在環境影響評価方法書が終わり、年明けくらいには準備書が公表されるスケジュールで着々と進められていると思われます。この間にも問題を多くの人に知ってもらうべく、蘇我の会とともに活動を続けたいと考えています。