【袖ケ浦】出光石炭研究所の前で建設反対を猛アピール
9月7日、一般財団法人石炭エネルギーセンター等の石炭火力に関連する業界団体等で毎年開催している「クリーンコールデー国際会議」。2017年は開催2日目の国際会議サイトツアーで、出光興産の袖ケ浦バルクターミナル、石炭研究所を訪れるというので、そのタイミングに合わせ、袖ケ浦石炭火力発電所の建設に反対する有志約50名が集い、地元住民等が反対していることをアピールしました。
サイトツアー参加者が訪れる予定時刻10時30分を前に、まず、出光の関係者に向けて、「石炭、反対!」、「環境汚染、反対!」「空気を汚すな!」等の抗議の声を届けます。門の前では出光の社員と思われる方が、不安げ?にこちらの様子を伺っていました。バスが到着すると、バスの中からはツアー参加者の人たちがこちらのデモの様子を覗き込んで見ていました。石炭が、地元住民から歓迎されていないという空気は十分に伝わったのではないでしょうか。
袖ケ浦の石炭火力発電所建設計画は、東京ガス、出光興産、九州電力の3分の1ずつの出資によって事業が進められているものです。今も光化学スモッグが絶えない袖ケ浦にこれ以上火力発電所の建設は住民にとって大迷惑です。30分ほど出光前でのアクションを行った後、1km先の東京ガスLNG基地前にも行って、石炭火力発電所建設反対のアピールを行いました。今回、参加者には学生など若者や子どもを持つ母親たちも参加してくれました。このアクションの輪はこれからますます広がっていくでしょう。
袖ケ浦市民が望む政策研究会のHPでも紹介しました。ぜひご覧ください。