【東京湾の会】2025年7月24日(木)ウェビナー:首都圏CCSについて考える
来る7月24日、以下のウェビナーを開催します。
首都圏CCSについて考える
出典)令和6年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」首都圏CCS事業の成果報告より
首都圏CCS事業とは、日本製鉄東日本製鉄所君津地区及び京葉臨海工業地帯の複数産業を排出源とするCO2を回収、大容量パイプラインで輸送の上、千葉県外房沖の海域地下に貯留する炭素回収貯留(CCS)プロジェクトです。INPEX、日本製鉄、関東天然瓦斯開発、首都圏CCSが、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の公募事業である「先進的CCS事業の実施に係る調査」及び「先進的CCS事業の実施に係る設計作業等」に採択され、事業化に向けて動いています。
URL:https://www.inpex.com/business/project/metropolitan-ccs.html
CCSは世界でも成功例がほとんどなく、膨大なコストや、地震誘発等のリスク、ひとたび事故が起きた場合の取返しのつかない環境リスクがあります。しかし日本では、CCS事業法が成立し、事業者のリスクを大幅に軽減し、手厚い支援策が講じられていくこととなりました。しかも、環境影響評価法の対象となっておらず、ひそかに事業が進められていくことを大変懸念しています。
この度、首都圏CCSのパイプラインの建設が予定される袖ケ浦市において、事業者による住民説明会が7月15日、27日と市民会館で開催されることがわかりました。多くの市民はこのような計画が進んでいることすら気づいていない状況です。そこで、まずはこうした事業計画があることを多くの皆様に知っていただきたく、本ウェビナーを開催することといたしました。どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申込みください。
日程:7月24日(木)14時~15時
内容:首都圏CCSについて(NGOの視点で解説)
開催形式:ZOOMウェビナー
スピーカー:富樫孝夫(袖ケ浦市民が望む政策研究会)
吉田明子(FoE Japan)
鈴木陸郎(エネルギー問題を考える横須賀の会)
桃井貴子(気候ネットワーク)
主催:気候変動を考える東京湾の会(旧:石炭火力を考える東京湾の会)
電話:03-3263-9210(気候ネットワーク東京事務所)
申込:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_tWBIX1MjSIGgYBUEsj6CqA