蘇我「きれいな空気をとりもどそう!語り合う会」を開催しました
2018年9月1日(土) 蘇我コミュニティセンター
私たちの会では、2017年11月下旬~2018年1月下旬にかけて、粉じん(降下ばいじん)についてのアンケート調査を行いました。
多くの方が回答を寄せてくださり、回答数は、2018年7月31日現在350人にも及びます。さらに、そのうちの227人は、お名前、住所などまで明記して返送下さいました。すなわち、6割以上の方が氏名を明らかにした上でご意見を下さったのです。それだけ多くの方がJFEスチール千葉工場からの粉じん問題に苦しんでいることがお分かり頂けると思います。粉じんの汚れはアンケート回答者のご自宅だけでなく周辺家屋にも飛散していることが安易に想定できることから、実質的には何千人単位の社会問題と考えています。
最も回答者の多かった地域は、今井・蘇我地区で、このエリアが特に粉じん問題が深刻であることが改めて明らかになりました。当会では、苦しんでいるみなさんの生の声を伺いたいと、アンケート回答者でこの地域にお住いの方々にお手紙を差し上げて集まっていただきました。集会に参加くださった皆様から以下の通りさまざまなご意見、ご提案をいただきましたのでご紹介します。
会場ででた意見
- 企業が自ら浄化することはほぼない。それを推進させる為には、住民の圧力しかない。結果として企業モラルができる・・と思います。
- 石炭火力だなんて、時代錯誤もいいところ。地球も人類も未来をなくしてしまう!
- 以前、若葉区高品町の住民が中心になって市とJFEと市民の話し合いの場が設けられていてよかった。
- 市原の火力発電所は中止となった様ですが、その反対運動のプロセス、手法等で活用出来ませんか?
- 町会への相談(今井、蘇我内の一部町内会)を行っているが、祭りの協賛金などJFEからの利益享受もあり、また、JFEも意識的に配慮していることから、なかなか相談を取り上げてもらえない。
参加者からの提案
- 信頼のおける化学者(千葉大等の大学院生でもOK)に、証拠をつかんで、もらう。☆折衝しないといけない。
- 簡単で、分かり易いチラシやビラを、町会の回覧板で回す。
- 各自治会への協力依頼と(意見収集)協力有無進捗状況の住民への公開
- 具体的な提案とはなりませんが、メディアの利用、SNSの利用と意見収集
- 住民と市とJFEが話を出来る場を設けられるようにしたい。(苦情大会にならないようにしたい。)
- 町内会に粉じん問題についてアンケートを配布して貰う
- デモ行進はどうでしょうか?
- 周辺の住民の方は、以外とこの火力発電所の件を認識していません。マスコミ、新聞広告等の手段は費用は必要ですが、一考の余地はありませんか。