新サイト「石炭汚染マップ」を公開~東京湾地域への影響は?~

3月の19日に千葉にて、21日には横須賀  久里浜にて、セミナー「東京湾の石炭火力発電所新設による大気汚染で何が起きるか」を開催いたしました。どちらも申込み人数より多くの方が参加してくださいました。

 

今回のセミナーは、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンと特定非営利活動法人気候ネットワークが3月19日に発表した、日本の石炭火力発電所から排出される大気汚染物質の拡散を示すシミュレーションマップ石炭汚染マップを公開をうけての開催でした。同マップでは、現在日本各地で建設が計画されている石炭火力発電所40基以上が稼働した場合、追加的に発生する大気汚染の状況を視覚的に示しており、発電所建設地の近隣住民の方などが、周辺におよぶ汚染状況を確認することができます。

 

本サイトは、現在把握できている建設予定の石炭火力発電所の情報、現在入手可能な各種データベース(地形・気象データ等)、大気汚染データ(国立環境研究所 より2014年の県別データを入手)を用いて行ったシミュレーション結果を表示しています。日本全国の計画はもちろん、東京湾一帯で計画されている石炭火力発電所が建設された場合、どのような大気汚染が予想されるかも確認することができます。

以下の図は、東京湾一帯の計画(蘇我、袖ケ浦二基、横須賀二基)がすべて稼動した場合のPM2.5の、4月の汚染予測をしめしています。PM2.5は、花粉も小さい粒子のため、マスクを簡単に通り抜けてしまいます。そのまま肺にとどき、血流にのることができてしまうため、大きなリスクとなります(PM2.5についての詳しい情報はこちら)。

図のオレンジ色が濃いほど大気中の濃度が高いことを意味します。そのほかにも、主要な汚染物質NO2とSO2の予測も確認することができます。(詳しい数値はこちらを参照下さい。)また、1年間の汚染予測を月ごとに追って確認できるようにもなっています。目でみて影響がわかるというこのマップの特徴を活かして、多くの方にこの現状を伝え関心を持ってもらうことがねらいです。みなさまもぜひこの情報を拡散してください。

 

 

 

<ウェブサイト>

石炭汚染マップ・・・石炭火力発電所から排出される大気汚染物質の拡散を示すシミュレーションマップ。

<こちらもあわせて>

石炭発電所ウォッチ・・・2016年以降に計画されている石炭火力発電所の詳しい情報がみられます。

<お問合せ>

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
広報担当 城野千里 TEL:080-6558-4446 E-mail:chisato.jono@greenpeace.org
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-13-11 NFビル2F TEL:03-5338-9800

気候ネットワーク東京事務所
TEL:03-3263-9210、FAX:03-3263-9463、E-mail:tokyo@kikonet.org
〒102-0082 東京都千代田区一番町9-7一番町村上ビル6F

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